ソフトウェアの品質要素: The Many Facts of Software Quality: IEEE Software Volume 38, Issue 3 May-June 2021

IEEE Software cover image for year 2021 issue number 03 IEEE Softwareでの品質特集になります。

Table of Contents

Mastheadpp. C2-C2

FROM THE EDITOR

Can We Really Achieve Software Quality?pp. 3-6

ソフトウェアを「バグから逃れられないもの」、「必要とされるシステムによってその必要な品質は異なる」という言い方をしている。あまり学者の中でそういう言い方をする人は少なかったと思う。また「More Formalism Versus More Agility」について書かれている。日本でソフトウェアに従事していると、agile一辺倒なきがするが、さきのGoogleの人も含め、Formalismというのは品質エンジニアにとってはまだ一番需要な要素ではないか。

pp. 4-5

ON SOFTWARE QUALITY

Software Safety Analysis to Support ISO 26262-6 Compliance in Agile Developmentpp. 52-60

26262(機能安全)とAgileは火と油ではないか?私自身答えをもっていない。

ON SOFTWARE QUALITY

Fuzzing: Challenges and Reflectionspp. 79-86

Fuzzingについて書かれたArticle。Fuzzingと聞くとすぐにsecurityと想像してしまったが、これは一般的なバグについても述べている。ファジングについて体系立てた論文はIEEE Transaction of Softwareにもないような気がする。俯瞰的にfuzzingを理解するにはよい論文ではないか。

SE FOR AI

Next-Generation Software Verification: An AI Perspectivepp. 126-130

AIテストという言葉がちらほら出てくる。世の中ソフトウェア(特にDeep Learning)でAI処理をすることが全盛で今後自動運転も含め衰えることはないであろう。ただ品質保証において、AIがどのうような方向性に行くのは不確かなような気がする。普通に考えるとAIのソフトなのだから、AIでテストすればいいと普通の人は思う(かなりのソフトウェアの専門家も思う)、しかし品質保証やテストと言う面では一番AIが適用しにくい分野なのかもしれないと、テストの専門家と自認する私は思う。まだまだ研究はこれからでしょう。この論文ではAIのverificationというのは、formal verification とテストの2つのアプローチがあり、それぞれexhoustedなアプローチである、人間の能力のアプローチである。そのコンビネーションによってAIのverificationがなりたっていくのではないかという主旨である。私も同意する。

THE PRAGMATIC DESIGNER

The Fog of Software Designpp. 132-135


SOFTWARE ENGINEERING RADIO

James Smith on Software Bugs and Quality

Bugs and qualityみたいな、割合概念的なエッセイは結構IEEE Softwareには掲載される。あまり特筆すべきものはなかったが、

“Do you see more bugs in certain languages? Yes. JavaScript 100%.”

というのは笑った。